最近、日本人の利用者が急増しているTitanFX(タイタンFX)。
TitanFXは、提示上のスプレッドが狭く、一時期 日本で人気を誇っていたPepperStone(ペッパーストーン)というオーストラリアのFX業者と関連していることから、TitanFXも人気度が高まっているようです。
また、”表面上”の評判も良いので、実際にEAによる運用で利益を上げていない海外FX業者情報サイトでもオススメ業者No.1とされていることも多いようです。
しかし、そのTitanFXの実態を知ってしまった私は、
オススメはできないことはもちろんのこと、
当ブログでの研究でもどうしても利用したくないFX業者の1つです。
TitanFX(タイタンFX)は、
- とても狭いスプレッド
- 高い約定力
- 取引方法の制限なし
- 本人確認書類不要で取引できる
- ニュージーランドのFSP金融ライセンスを保有
など、一見すると、大変魅力的な取引環境であり、
FXの仕組みに詳しくない人からすれば、優良FX業者と思ってしまうでしょう。
・・・ただし、実際に300万円以上のリアルマネーによる売買内容を見るまでは。
TitanFXは、他のFXブローカーと同様に、簡単にデモ口座を開設することができます。
私は、リアルマネーを運用するためのライブ口座だけでなく、
実際の入金を必要としないデモ口座のテストを行うこともあるのですが、
たしかに、TitanFXの“デモ口座”による運用成績は非常に良いです。
しかし、いざリアルマネーを運用するためのライブ口座…
特に、数百万円以上の運用額となると、全く話が変わってきます。
私の方では、デモ口座によるテストや数十万円ほどの少額リアルマネー運用では
気づくことができなかったのですが、
いざ、300万円程の運用額に増額してみると…
それまでのTitanFXの取引環境が、まるでウソだったかのように、
- 「本当にNDD方式を採用している?」
- 「サクサク約定したスピードはどこにいったの?」
- 「ストップロスって、そこまで頻繁に無視される?」
と、強い疑問を抱かざるを得ない出来事が大連発。
このような実態は、既に海外でも報告されています。
(※おそらくTitanFXは日本人をターゲットに設立・営業している業者であるため、
世界的にみると、利用者自体は極端に少ないです)
他の方の評価を抜粋すると以下の通り。
利益が上がっていたのにも関わらず、利益確定の指値がスルーされた。正常動作するのはデモ口座だけです。
Pepperstoneで日本人顧客を取り除いて、TitanFXに日本人を集めています。悪質です。
私のように、ストップロスを頻繁にスルーされるだけでなく、
利益確定の注文もスルーされた人もいたとは・・・、
これは通常でも起こり得ることではありますが、
少なくとも、“実質的な約定力”には非常に注意が必要でしょう。
このTitanFXを推奨している人は、もしかしたら、
- デモ口座
- 数十万円の少額資金による運用
の、どちらかしか経験していないのかもしれません。
おそらく、100万円以下の金額で運用している人が最も多いはずですし、
数十万円の少額運用ならば、目立って悪質な結果となるようなことはありませんでしたので、多くの人がTitanFXを推奨している理由も分かります。
しかし、運用金額が大きくなれば、ガラリと取引環境が変化しましたので、
その実態上、TitanFX(タイタンFX)では、数百万円以上の運用益を目指すことは不可能と考えています。
TitanFXが評判通り(日本のみ)に有効なのは、
数十万円の資金で数十万円の利益までに限られると思っています。
本ブログの研究では、
私が本命のメイン口座で利用しているTradeview・TradersTrustや
サブ口座で利用しているAXIORYだけでなく、
ちょっと危険な匂いもするXMにもリアルマネーを入金して、運用を行っています。
このXMに関しては、資金が2倍になった時点で出金実験を行ってみる予定ですし、
もともとの運用資金自体も回収する期待をあまり持っていません。
でも、TitanFXは、少額運用に限っては有効だと思いますし、
たぶん10万円の入金からでも、近い将来100万円以上の残高になると思いますが、
その積み上げた残高が、その後 TitanFXの実態上、一気に落とされることも分かっています。
- XMは、最初から落とされるかもしれない(未確定)
- TitanFXは、途中まで上げてから最後にドカンと落とされる(経験済み)
この違いは非常に大きいです。
以上が、私が「TitanFXをオススメできない」「本ブログの研究でもTitanFXを利用したくない」理由です。