2018年9月より「海外FX業者の実質パフォーマンスを比較・検証」することを目的に、ALYS × GINZO_System × RegulusEAの3つのシステム(EAポートフォリオ)を同時起動させ、異なる5つのFX業者の残高推移を見てきました。
研究開始当初は、まだ売買回数が多くなく、業者間のパフォーマンスが大きく異なることはありませんでしたが、1週間・2週間・3週間…と期間を経過するごとに、パフォーマンス差が大きく開いてきました。
ここで、月毎のパフォーマンスも比較しようと思っていたのですが、9月11日ということで、中途半端な日時から開始したものですから、9月度の集計はしていなかったのですが、もうすぐ11月度に入るということから、せっかくですので、今更ながら9月度の集計を行ってみました。
2018年9月度の成績は、以下の通り。
「最も有利性が高い」と考えている大本命のTradeview(トレードビュー)は、スタート資金10万円に対して1万4992円の利益に対し、「総合力No.2」と考えているトレーダーズトラスト(TradersTrust)が1万5935円の利益を出し、結果、9月度は、トレーダーズトラストが最も大きな利益を獲得することができました。
一方、要注意なXMは、月利10%にとどかず、月の途中では最下位と思われたものの、BigBossがさらに利益率を下回ってしまいました。
2018年9月度の成績 | スタート資金 | 結果 | 利益率 |
Tradeview(トレードビュー) | 100,000円 | 114,992円 | +14.9% |
TradersTrust(トレーダーズトラスト) | 100,000円 | 115,935円 | +15.9% |
AXIORY(アキシオリー) | 100,000円 | 112,322円 | +12.3% |
BigBoss(ビッグボス) | 100,000円 | 107,710円 | +7.7% |
XM(エックスエム) | 100,000円 | 109,209円 | +9.2% |
2018年9月度で、最も資金が増えたは、TradersTrustの+15.9%。
一方、最も資金増が遅かったのは、BigBossの+7.7%。
9月11日から始めたので、9月度の実際の売買は約3週間しかありませんでしたが、その僅かな期間でも、最上位と最下位では、8%もの利益差が生じたこととなります。
5社トータルでは12%の利益となりましたが、もし、BigBossやXMをメインに運用していたとしたら…、月利が10%にも満たなかったと言えます。さらには、海外FX業者の中でも悪質なブローカーが多く存在しますので、もし、悪質なブローカーを使っていたとしたら、最悪の場合、負けてしまっていたかもしれません。
やっぱり、メインFXブローカーの選択は、非常に大切ですね。
9月度の各FXブローカーのパフォーマンス詳細は以下の通り。
Tradeview(トレードビュー)の2018年9月度のパフォーマンス
TradersTrust(トレーダーズトラスト)の2018年9月度のパフォーマンス
AXIORY(アキシオリー)の2018年9月度のパフォーマンス
BigBoss(ビッグボス)の2018年9月度のパフォーマンス
XM(エックスエム)の2018年9月度のパフォーマンス
9月度の売買回数は、約80回程度。その中で、ビッグボスは62回と、極端に少ない結果となりました。これは、スプレッド制御の関係のためでしょうか。ビッグボスは基本のスプレッドが他よりも高めなので、どうしても売買回数にも影響が出ているようです。
プロフィットファクターについては、トレードビューとトレーダーズトラストが1.8以上と大変優秀な結果となった一方で、ビッグボスとXMは、1.4程度とまずまずの結果でした。
やっぱり、基本的なプロフィットファクターは、1.5以上ほしいですね。
近々、最新の10月度の成績もUPします。